思考の軌跡 試行の足跡

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インドの若者と話して分かったこと

去年、愛知県の犬山というところへ鵜飼を見に行ってきました。
鵜飼は少々不憫でしたが、篝火が綺麗で鮎も美味しかった。

鵜飼の後、誰もいない露天風呂で月を眺めていると、ひとり若いインド人が入ってきたので話しかけてみました。彼は今年四月から日本に来て都内の大学に通う経営学専攻の学生で、ゼミでトヨタの工場見学をしに犬山に来ていました。
日本語を学び始めてからまだ11ヶ月だと言うのに、非の打ち所のない流暢な日本語を話しており、「インド人は地頭がいいらしい」という噂は本当なんだと実感しました。

彼はバンガロールというアメリカのシリコンバレーのような起業家の多い都市の出身で、現地ではいまスズキを筆頭に日本車の会社がとても人気で、日系企業で技術を学び起業を目指す若者が多いそうです。
タイでは政争の混乱から治安も悪化しており、トヨタが工場をインドに移管中で、先日インドの首相が来日したもの、そういった企業の国内誘致が目的の一つだったそうです。

ちょうど先々月の日経新聞の「私の履歴書」がインド最大の財閥タタグループのラタンタタという人が連載しており、それを読んでいたこともあり色々と話が盛り上がりました笑

目をキラキラさせながら色々と語る彼と出逢い、インドが来るなと実感する愛知の旅となりました。