思考の軌跡 試行の足跡

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マーケティングの分析手法STPによる分析

STPとは「Segmentation」「Targeting」「Positioning」の略でモノを売ろうとするときにマーケターが駆使する分析手法のことです。

具体的には、Segmentationでターゲットの切り分けの軸を定義し、その中でどこをターゲットとするかを定義します。
その後、そのターゲットに向けてどのような他者との差別化の中で製品を位置づけるかを定義します。

今回はレゴマインドストームの分析をします!

あまり知られていないと思うので、レゴマインドストームとはの紹介から。

この製品はレゴに、PCからプログラム可能なコアデバイス、大小様々なモーター、距離感知センサー、熱感知センサー、音感知センサーなどの各種センサーを連携させて自律的に動くおもちゃを作るキットです。各種デバイスやモーターはブロックにもなっているため組み込み方も自由です。

ちなみに、二年前に、教育業界・IT業界の人向けに発売前のマインドストーム体験会があり、丸一日参加しました。実際にレゴを組み、Macでプログラムも組んで動かしました(子供でも直感的に分かるようなUIになっておりソースコードを書くプログラミングは必要なかったです)。その会では、20人くらい参加者がおり、ほぼ30代40代の男性でした。

タイヤパーツを使わずにモーターで前進するものを作れというお題や、色彩感知センサーを使って黒い線の上をなぞって自律的に走る車を作れと言った他では味わえない面白い体験をすることができました。
価格は5万円〜(非常に欲しくなったのですが、二年前は10万円で購入を断念しました。。)。

紹介は以上で、以下分析です。

・Segmentation(切り分けの軸)
年代:20代、30代、40代、50代
現状の教育への問題意識:高い、低い
ITへの関心:高い、低い
レゴで遊んでいたことが:ある、ない
性別:男性、女性

・Targeting
30代、40代で、現状の教育への問題意識が高く、かつITへの関心が高くてレゴで遊んだ経験のある男性

・Positioning
先進的教育媒体⇄従来的教育媒体
答えのない学習⇄答えのある学習

先進的かつ答えのない学習=マインドストーム(これが右上)
従来的かつ答えのない学習=小論文
従来的かつ答えのある学習=算数、理科、社会など
先進的かつ答えのある学習=タブレット端末を使った進研ゼミのデジサプリ

こんな感じで分析しました。


https://education.lego.com/ja-jp/preschool-and-school/secondary/mindstorms-education-ev3education.lego.com